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アルシャードガイア

『巫女コンテストの野望』
(前編)




Preplay.


  GM   はい、じゃあ、『アルシャードガイア』やっちゃうよー。
  一同   おーう。
  GM   シナリオがないので、シナリオクラフトやっちゃうよー。
  一同   おーう。



 なんかやる気があるんだかないんだかわかんない出だしですが、こんな感じに適当な気分でTRPGしたくなることもあるもので。

 というわけで、そんな超適当な気分でプレイするのに適しているのが、まさにコレ。

 神の欠片たる「シャード」に選ばれた「クエスター」として、世界を侵食する「奈落」と戦う現代ファンタジーRPG『アルシャードガイア』!

 本来はスタンダードにカッコいいプレイができるゲームですが、「シナリオクラフト」を導入するや、様相一変。

 シナリオを用意していなくとも、チャートに合わせてダイスを振るだけで、適当に遊べてしまうようになるのです。

 そんなわけで、すんげえ適当なセッションになってます。


PC1 一 一(にのまえ はじめ)
 ルーンナイト/ダンピール/オーヴァーランダー。
 『アルシャードガイア』の背景世界、蒼い地球『ブルースフィア』とは異なる世界から渡ってきた青年。
 その世界はすべてが影で出来ていたため、彼もまた、影を自在に操ることができる。
 ……その割に、普段はゲーム会社を経営するのに忙しく、『異世界人』という設定は別にどうでもいいくらいの感じではあるのだった!


PC2 大山 大地(おおやま だいち)
 レジェンド/ブラックマジシャン/ホワイトメイジ。
 元・格闘家にして、資産家の父を持つ青年。
 英雄の資質を秘めており、「シャード」を受け継いで「クエスター」として目覚めて以降は、その辺の事情に詳しい骨董屋の店主、「喜嶋牡丹」に師事している。
 ついでに、牡丹が顧問を担当する「瑞珠学園」の「魔法部」にも顔を出し、魔術師の卵たちの尊敬を集める。
 ……だが今回、そんなマジメっぽく見えるキャラ立てはあっさりと崩壊するのだった!
 ちなみに、一とはビジネス関係。

PC3 柴田(しばた)マミ
 ルーンナイト/ファイター。
 特殊金属「ルーンメタル」に選ばれたがゆえ、それを身にまとい、奈落との戦いに身を投じる女性。
 《軍神の槍》と呼ばれる名槍を携え、強固なる意志を以って敵を貫くアタッカー。
 ……しかし他のPCがあまりにもアレなため、基本的にはツッコミに回らざるを得ないのだった!
 ちなみに、大地を助けたことがあり、また、一に師事している設定。


 と、こんなダメンツでお送りします。



  GM   さて、シナリオクラフトはシナリオがなくてもセッションできるアイテムなんだが……
 そのためには、「ストーリーパターンテンプレート」を選ばなきゃならん。
  大地   分かりやすいのがいいな。
  GM   そうだな。だったら、「K.O.グランプリ」にするか? トーナメントを勝ち進んでいくテンプレートだ。
  一   じゃあそれで行こう。
  GM   OK。セッションを始めよう。
 シナリオクラフトでは、どんなイベントが起こるのか、ダイスを振って決めるのが基本だ。「ロール・オア・チョイス」だから、別に選んでもいいわけで、要するに、GMとプレイヤーが協力してアドリブで話をつくっていける感じ。
 まあ、1度やってみりゃ分かんだろ。
  大地   どんと来ーい。
  マミ   ちゃんとしたシナリオは、さっきやったしね(笑)。
  GM   ちなみに、規定シーン数内で話を終わらせないと、「アドヴェント」が発生するぞ。
 なんかこう神が降臨したりして強引に話が終わる。(一同笑)
  大地   とっとと終わらせよう(笑)。
  GM   ではまず、あらすじを決めようか。ちょっとダイスを振ってみてくれ。
  一同   (ころころ)
  GM   えーと……(出た目をチャートに照らし合わせる)
 【全国巫女コンテスト】で、ライバルチーム【オリタ財団】と対決するという流れに決まりました。
  一   ぶっ。
  GM   オリタ財団ってーと、一やマミのようなルーンナイトのバックについてる組織なんだが……
 まあ、オープニング行ってみるか!



Pre-Opening. 『開催! 巫女トーナメントッ!』


  GM   では、各自のオープニングを決めよう。一、ダイス振ってー。
  一   (ころころ)……借金を返すために参加するらしいよ。俺、富豪なんだけど?
  GM   なんか借金できたらしいよ。会社が傾いたんじゃない?
  マミ   企業じゃなくて個人的な借金かもよ。
  一   あれだ、たぶん、新しいゲーム作るのに金が足りない。(一同笑)
  GM   では次、大地。
  大地   (ころころ)……大会をずっと待ちわびてたらしいんだけど。
 なーんでー!?(一同笑)
  一   巫女さん大好きッ!?(笑)
  GM   振り直す?
  大地   いや、いいよ待ちわびてたよ(笑)。
  GM   理由、考えといてね(笑)。最後はマミだ。
  マミ   (ころころ)……友だちに、観戦に誘われた、と。
 私がいちばんマトモね。
  GM   どうせ参加することになるんだけどな(笑)。
 では実際にオープニングを演出しようか。



Opening.01 『おかねがたりません』


  GM   さて、一。今日も会社で仕事に励む君の元に、思いつめた表情の部下がやってくるよ。
  一   ふむ。なにかね?
  GM  『社長……。わが社の新作、『プルードラゴン』の開発費用が足りませんッ……!』
  一   ……それはまた、厄介だな。と、机の上にある、1枚のチラシに目をやる。
  GM  『せめて、せめてあと1千万円あればッ……!
 Xbox720°は開発コストがかかり過ぎますッ!』(一同笑)
  一   なにせ通常の2倍だからな(笑)。
  大地   しかも回収騒ぎが(笑)。
  GM  『しかし、すでにライバル会社が『コパンの夢』で大もうけしているこの現状ッ!』
  一   コパン言うな!(一同笑)
  GM  『ああ、開発資金が足りません――社長ッ!』
  一   ……資金の方は、任せたまえ。
  GM  『おお、なにかアテが?』
  一   もちろん――ニヤリと笑って、再びチラシを見る。
  GM   そこには『巫女さんコンテスト』と書かれていた、と。
『――神主もオッケーだよ!』(笑)



Opening.02&03 『おおいなるやぼー』


  GM   続いて大地だが……君はなんで、この日を待ちわびていたんだ?
  一   巫女萌えだからさ!
  大地   巫女萌えだからさ!(笑)
 見たかったんだよ、何が悪いんだよ!!(一同笑)
  一   開き直った!(笑)
  GM   では君は、巫女さんが血で血を洗う、この大会に興味があり――
 あれ? それって、『マミを誘う友人』にぴったりじゃね?
  大地   まさかの友人ッ!?
 柴田さん、ちょっとお祭、観に行かない?(笑) はいこれ。
  マミ   巫女ぉ? いまどき、巫女さんなんて流行らないわよ?
  GM   あ、じゃあ、槍が導く。《軍神の槍》が囁いてくる。
『参加しろぉー……。参加するのだぁー……』
  マミ   なんか槍が巫女萌えなんで一緒に行くわ。(一同笑)
  一   大地と気が合いそうだ(笑)。
  大地   わかってるなぁ〜、槍ィ〜。(一同笑)
  GM   そしてそこに、大地のオヤジが現れる。
『おお、大地! 今年も巫女コンテストを観に行くそうだなッ!』
  大地   ええ、ちょうど、こちらの彼女を誘ったところです。
  GM  『うむ。あの大会には、元・格闘家であるワシも、多額の出資をしておるからな』
  大地   楽しみですね(笑)。
  GM  『巫女さんが、血で血を洗って殴りあう。こんな素晴らしい光景があろうか!』
  大地   ですよねお父さんッ!
  一   この一家、マジ終わってるな。
  マミ   まあ、観に行くだけならいっか……槍も行きたがってるし。
  GM   槍は、『うむうむ』とうなずいている。
  大地   槍、うなずけるのか。
 まあいいや、では、さっそく行くとしよう。
  GM  『では、このプレミアムチケットをあげようッ!』
  大地   おお、ありがとうございます、お父さん。
  マミ   ……あんたの性格――いや性癖って、親父さん譲り?
  大地   (爽やかに満面の笑顔で)――血かな!!
  マミ   まさか、師匠まで巫女萌えだなんて言い出さないわよね……。



Middle.01 『チーム結成!』


  GM   次のシーンは、一が大会に参加するべく受付にやってきた、ってとこかな。
  一   大会は3人1組のチームバトル……参加するには、仲間が必要だな。
  大地   するとそこに、プレミアチケットを持った2人がてくてく歩いてきます(笑)。
  一   190cmの長身で、その首根っこをガシッとつかむ感じ(笑)。
  マミ   あ、師匠。なんでこんなとこにいんの?
  一   やあ、やっと来たんですか。さあ、参加しますよ〜。
  大地   流れ早ッ! ていうか俺たち観客なんだけど!
  マミ   し、師匠まで巫女好きだなんて言わないわよね?
  一   お金に勝るものなどありません!!
  GM   君たち、会話成立してないよっ!?(笑)
 ちなみに、巫女さんコンテストの賞金は1000万円。スポンサー、頑張りました。
  大地   父さん……。奮発したなあ……(笑)。
  GM   1チームに1000万円だから、1人333万として、1万が余るんだよな。
 つまり割り切れない1万を巡って最後のバトルが。(一同笑)
  マミ   1万円は軍神の槍にくれてやるわよ(笑)。
  一   というわけで、きりッきり参加してもらいましょうか。
  大地   きょ、今日は観に来ただけなんですけど……。
  マミ   ほら、ここにプレミアチケットが……。
  一   《影剣》でシュパッ。
  GM  (係員)『おや、このチケットはもう使えませんねー』(一同笑)
  大地   ……。いやしかし、参加するってことは、いちばん近い場所で巫女が見れるってことだッ!!
  マミ   なんか軍神の槍がすごく動いてんだけど!(笑)
  GM   軍神の槍がマミを引っ張るッ! 導きッ! 導きッ!!(一同笑)
  大地   軍神の槍もそう思うよな。見るならいちばん近くでだよな(笑)。
  一   では、満面の笑みで――この3人で参加します♪
  マミ   うわあ〜〜!(笑)
  GM   ではここでシーンを切ろう。
 うむ、なんだかまともに話が動いてきた気がするぞ!
  マミ   軍神の槍、いいキャラしてる(笑)。どこが軍神なんだか(笑)。
  大地   前世が分かってしまいそうだ(笑)。



Middle.02 『え? 反逆?』


  GM   しかし、ライバルチームが【オリタ財団】って……
 (ルールブックをめくって)やっぱりな。ルーンナイトの組織、アイギスのめっちゃ後ろ盾だよ。
  大地   そしてこちらにはルーンナイトが2人もいる。
 反逆もいいところだ。(一同笑)
  GM   では次は、大会開始のシーンです。
 コロシアムに、たくさんの巫女や神主の姿をした者たちが集まっている。
  マミ   で、オリタ財団はいるの?
  GM   明らかにルーンナイトがいる(笑)。
  マミ   ちょっと先輩、なんでこんなところにー!(笑)
  GM   その声に振り向く先輩ルーンナイト。
 せっかくだからチャートで名前、決めようか。
  大地   任せろ。(ころころ)相馬信二だ。
  一   意外に普通の名前になった(笑)。
  マミ   ちょっと信二先輩、こんなところで何やってんですか!
  GM  『む? おまえは柴田ではないか。
 まさか、おまえもこの大会に参加するのか?』
  マミ   こ、この槍がうるさくて。
  GM  『そうか――だがこの戦いは、アイギスには避けられないものだ。
 ……資金繰りが厳しくてな……
  大地   アイギスーッ!(笑)



 オリタ財団の後ろ盾を持つアイギスが資金繰りに悩むよーなら、1000万円程度ではどうにもならない気もしますがー。


  マミ   (安堵したように)じゃあ、先輩は資金目当てなんですね?
  GM  『俺が、というか――お嬢様がな』
 言ったところで、相馬の後ろから一人の令嬢が現れる。
 アイギスを率いる、折田志緒理という少女だ。
『誰かと思ったらマミじゃないの!?』
 君とは面識があるってことで。
  マミ   じゃあ、友だち感覚の付き合いかな?
  GM  『アンタ、何やってんのよ、こんなとこで!』
  マミ   あ、いや、それは槍が……(笑)。
  GM  『なるほど――何が目的か知らないけど、私たちを邪魔しようってわけ?』
  マミ   ち、違うよ! 違うわよ!
  GM  『しかも、よく見たら、一まで――ッ!』
  一   ふっふっふ。世の中には、お金に勝るものはないっ!
  マミ   いや、師匠は反逆するかもしんないけど、あたしは別にそんなことはっ……!
  GM   バサァッ、とスカートをひるがえす。
『いいわ。そっちがその気なら――』
『――遠慮はしない』
  マミ   あああああ、その気になっちゃった〜。
  一   ふっ……容赦はしませんよ。
  GM  『行くわよ相馬!』『はっ、お嬢様』
  マミ   あのっ、ちょっと相馬先ぱ――
  一   こちらも行きますよ、2人とも。(ずりずり)
  大地   行きましょうか、いやあ、楽しみだなあ〜。
  マミ   ちょっとぉ――っ!!
  GM   というわけで、君たちは会場内で整然と並ばされる。
 周囲には、多くの神主や、巫女の姿がある。
  大地   いやあもうかぶりつきですよ。(一同爆笑)
  GM  『では――!』 と、中央の壇上に上がるのは、主催者たる大地のオヤジ。
  大地   おお、父さん。
  GM  『みなさん、正しい巫女シップにのっとって――』  
  一   巫女シップ?(笑)
  GM  『正しい巫女シップにのっとって戦うことを、誓いますか?』
(手を鋭い槍の形にして)『誓イマス!!』
  マミ   ちょっと槍ィィィー!?(一同笑)
  GM   会場内には、轟々と歓声が沸き立つッ!
『うむ! 諸君ら、意気軒昂で頼もしいことだッ!
 巫女・ザ・巫女を決めるための戦い――
 巫女コンッ! はっじまっるよォォォー!』(一同笑)
 溢れんばかりの歓声の中、オヤジが壇上から降りて、シーン終了だ。
  一   ていうかこれ、ただ勝ち進んでいくだけだよね?
  GM   そういうシナリオテンプレートだからねー。
 ああでも、ここから情報収集判定を行って、成功すると、シナリオの黒幕に近づくための情報を手に入れられるよ。
  一   ふむ。では、始めるとしましょうか。



Middle.03 『第一回戦』


  GM   まずは、第一回戦のシーンだ。
 ダイスを振って、対戦相手を決定してみよう。
  大地   (ころころ)……【八島神道流暗殺者チーム】?
  マミ   ええぇぇぇ――ッ!?(一同爆笑)



 八島神道流は、クエスターとも関わりが深く、クラス《サムライ》《ニンジャ》などの特技を教えてくれる流派です。
 「神道流」と名がつくだけあって、「八島神社」という神社にそのまんま道場があったりします。



  GM   では、第一回戦のカードが決定した。
 君たちは、カードが発表された廊下で、黒装束に身を包み、マスクで顔を隠した巫女さんたちと相対する。
『我ら、八島神道流暗殺チーム――すなわち、闇巫女ッ!
  マミ   巫女で暗殺者ってどういうことよッ!?(笑)
  大地   (シリアスな顔で)……八島神社の闇巫女ッ……!
  GM  『我らは死角から背後を突き――食餌に毒を撒き――
 相手を対戦前に再起不能にすることも可能――
 くれぐれも、油断なさらぬよう――』
  マミ   あ、あんたち、目がマジよ!? 私たち、そんなマジメに参加してないんだけど――
  GM  『巫女コン――その頂点に上りつめるということは、すなわち、神に選ばれたも同然。
 我ら、影に生きてきた者にとって――その魅力は、何物にも換え難いッ……!』
  大地   おぉー……。
  マミ   あー……。据わってる。目が据わっちゃってるわ、コレ……。
  GM  『では――また』
 ばしゅううぅん、と煙玉で姿を隠して退場していく。
  大地   うーん、俺どうせ、優勝したら八島神社に全額寄付するんだけどなー。(一同笑)
  マミ   それを言ったら、1回戦を譲ってもらえるかもしれないのに。
  大地   いやーでも、彼らは優勝するのが目的だしぃ。
  一   ま、優勝など、させはしませんけどね――。(ニヤリ)
  GM   さて、次はイベントチャートを振ってもらおう。
  大地   (ころころ)えーと、なんか【番外戦】とか出たんだけど……。
  GM   それはトラップだな。試合前に、罠にかけられる。
  大地   闇討ちされたーッ!(一同笑)
  GM   内容もチャートを振って決められるけど……せっかくだし、【毒を盛られる】って奴を選ぼうぜ(笑)。
 難易度10の【体力】判定に成功しないと、試合に参加できない(笑)。
  一   (ころころ)成功ですよ。
  大地   (ころころ)失敗〜。
  マミ   (ころころ)ファンブルーッ!?
  GM   では、君たちが食べたハンバーガーには、なんか毒が仕込まれていた(笑)。
  一   まったく……。不用意に物を口にするからだ。
 2人とも、少々気合が足りないんじゃないですかねえ?
  大地   (腹を押さえて)い、いやまさか、いきなり毒を盛られるなんてッ……!
  マミ   (腹を押さえて)き、気合でどーにかなるよーなもんじゃないでしょ、これッ……!
  大地   うう、あとは任せた。
  マミ   ……あ。私、《万能薬》持ってるんだけど、使えない?
  GM   あ、じゃあマミは立ち直ってもいいよ。
 大地はタンカに乗せられ、医務室へ連れて行かれる(笑)。
  大地   うーん、うーん、毒ぐらいで〜。
  GM   というわけで、君たちは2人だけで試合に臨むことになるな。
 場所は変わり、歓声轟くコロシアムの中央――腕組みをした3人の闇巫女が、冷ややかな視線を送ってくる。
『我らの力――存分に味わったようだな』
  マミ   あんたたちの力じゃないじゃないッ!
  GM  『問答無用ーッ! あなたたちには倒れていただく!』
  マミ   うう、やっぱ目が据わってる……。
  一   では、私の身体からゴッと黒いオーラが溢れる。
 いやいや、勝つのはこちらですよ……!
  GM  『その意気や好しッ!』
 相手は一斉に毒塗りの短剣を抜き放つ。
  大地   また毒かー!(笑)
  GM  『我ら闇巫女の《毒乱舞》……受けて、堪えられるものなら――っ!』
 というわけで試合開始なんだが、いちいち戦闘してちゃ時間が足りないので、「情報収集判定」に成功すれば、勝利した扱いになるみたいだぞ。
 どの能力値で判定をするかどうかは……ダイスで決めるか。大地、どうぞ。
  大地   ……(ころっ)【意志】。



 このメンバーの中で、【意志】が高いのは大地だけだったりします。


  大地   ごめんよー、ごめんよー(笑)。
  マミ   大地は後で殺すわ……。(一同笑) (ころころ)高い。12。
  一   (ころころ)13です。
  GM   うむ、成功。君たちは勝った。
『なに、まさかッ! 我らの毒に抵抗したというのか!?』
  マミ   (槍を掲げて)いま、コイツがやたらテンション高いから、あんたたちじゃどーにもならないわよ。
  GM   では、槍が勝手に君の手からすっぽ抜けて闇巫女に突撃していった。
『ぐはあっ』(一同笑)
 そして、巫女さんもろとも場外に吹っ飛んだ槍は、帰ってくる気配がない(笑)。
  一同   槍ィィィー!(爆笑)
  GM   そんな感じで君たちは勝利した。
  一   虚しい……虚しい勝利だった……(笑)。
  GM   で、情報収集に成功すると、手がかりである「プライズ」が得られるので……(ころっ)
 うむ。君たちの次の試合で、オリタ財団チームがおかしな様子を見せる。
  一同   え?
  GM   なんか……ぶつぶつとつぶやきながら、敵を撃破していった。
  一同   …………。
  マミ   し、師匠、あの人たち、様子がおかしくないですか……?
  一   そんなことを言っている場合ではありません。
 私たちはただ、前に進んでいけばいいだけです!
  マミ   ……。こういう時だけ、前向きなのね……。(一同笑)
  GM   じゃ、誰か1Dしてくれ。
  大地   (ころっ)4です。
  GM   プライズポイントが4点たまった。今回の場合、これが10点になったところで、クライマックスに突入だ。
 ではここでシーンを終了。次は、第二回戦だッ!



 続くッ!