15th FACILITATION.

『荒野の果てまで羽ばたいて』




Opening.『大いなる崩壊の調べ』


  GM   では、ワイルドアームズ、第15回目――ラストセッションを始めます!
  ブリゲッラ   15回目のラストセッションだ〜。
  ライム   何回ラストセッションしてんだ!(笑)
  フィル   まあ、いつ打ち切りになってもおかしくない戦いでしたが(笑)。
  GM   その甲斐あって、みんな、レベル15になってるはずだな。
  ジェイン   ああ。キャリバーブースターを15個買ったぜ。
  フィル   買いすぎ……ッ!(爆笑)



 『アリアンロッドでワイルドアームズ』、ついにとうとう最終回ッ!


 星の守護獣、ガーディアンの加護を受けたジェイン一行は、星を蝕む災厄獣、ディザスターを討つ旅に出ています。
 どうやら、《ハーフ・ウィングス》を名乗り、全種族の融和を掲げる組織が、ガーディアンからディザスターを産み出している模様。
 すべてのガーディアンがディザスターに変われば、世界は破滅を免れません。《ハーフ・ウィングス》は、魔族の機械技術で星を維持するつもりのようですが……
 旅を続けるうちに、一行は、《ハンター・ヴァンガード》という、亜人狩りの集団と激突します。
 彼らは、<聖>のガーディアンのフリをした<魔>のディザスターの加護を受け、あらゆる異種族を根絶しようとしていました。
 拠点たる砂上戦艦ガラ・デ・レオンに乗り込み、首魁クラリスを説得せんとする一行。
 しかし、そこで現れた《ハーフ・ウィングス》の手先が、クラリスを射殺。
 それは、なぜか、一行のリーダーであるジェイン・ジャックそっくりの顔をした謎の男――
 疑念を抱えつつも、一行は、クラリスの死によって暴走したディザスターを破壊するため、結界内でガーディアンの力を撃ち込みました。
 結果、ガーディアンは一時の眠りに就き、一行はどこへともなく飛ばされ――
 気がつけば、吸血種族ノーブルレッドの住まう島へと辿り着いていたのでした。

 その後、一行は、人間以外が住む土地を転々とします。
 クラリスを失った《ハンター・ヴァンガード》の、異種族への特攻を防がねばならなかったからです。
 戦いのさなか、ディザスターとは、ガーディアンが守るべき人間に殺されることで発生する存在であること、魔族がディザスターを利用しようとしていたことなどが明らかになりました。
 そして、もともと、別の目的を持っていたブリゲッラとフィルは、それぞれノーブルレッドと魔族の命令を無視し、己の判断で、《ハーフ・ウィングス》の企みを阻止する決意を固めました。
 《ハンター・ヴァンガード》は解散し、魔族・ノーブルレッドは手出しを控えるようになり――ついに、地水火風以外のガーディアンが消滅し。
 狂い咲くレイラインを巡って、一行は、《ハーフ・ウィングス》との真正面からの激突に、ようやく、挑むことになったのでした。

 旅の始まりの地、ジョリー・ロジャーに戻った一行は、ARMが暴走していることを知り、ジェインが拾われた場所へ向かいます。
 そこでレイラインを操作していた男、ジェインと同じ顔を持つジャンは、自分たちが精神感応素材、ARMであることを明かします。
 《ハーフ・ウィングス》の目的は、あらゆる種族の精神をダウンロードし、新たな肉体にインストールすることで、種族の垣根を物理的に排除するというもの。
 ジャンを倒し、ジェインは彼らの素体となった女性、カラミティ・ジェーンの弟であったことを知ったのもつかの間、もたらされたのは巨大な2つの塔の出現。

 全種族の精神のダウンロードとインストールを行うために再建された古代の遺産、《トライ・ユグドラシル》――
 一行は、まず東に赴き、シェリルとクレアを撃破して、塔を破壊します。
 続いて西に赴き、ロアヴァ―ジュを撃破して、こちらの塔も破壊します。
 そして、北で“ジークフリード”ゼルク・ブラディミールを撃破し、そこにあった塔も破壊。
 これですべてが決着したかに思われたそのとき、ファルガイア全域に、何体もの光の巨人が出現ッ!
 その姿を見て、ガーディアンすら、愕然とつぶやく。 『あれはネガ・ゼファー――《堕種災厄獣ディザスターロード》――!』



  GM   では、シナリオを開始しようか。
 大陸の中央に出現した光の竜――そして、大陸各地に出現した光の巨人たち。
 世界各地で、光の巨人が、重い地響きを立てながら街に近づいていく。
  ジェイン   こいつはヤバそうだなッ……!
  GM  『ARM隊、構えーっ!』
 ARMや魔術で攻撃する自警団もあったが、いかなる攻勢を受けても、巨人はさしたる痛痒を受けた様子もない。ただひたすらに、街へ歩みを進めていく。
 やがて巨人は無造作に、腰をかがめて街に指を伸ばす――
 そして、石畳に手を突っ込んで、何かを引きずり出した。
 それは、複雑な網状となった、光のライン。
  ジェイン   レイラインッ……!?
  GM   一気に引きはがされるレイライン――すると、その光の筋に沿うようにして石畳がめくれあがり、家屋が倒壊していくッ!
『な、なんだこりゃあーっ!?』
  ジェイン   マズいな……ッ! どっから手をつけていいのかわからんッ!
  ブリゲッラ   ゼルクさんは、何か知らないんですか?
  GM  『いや……、俺にもわからん……』
 ロンバルディアの掌の上で、愕然と世界を見下ろしながら、彼は言う。
『だが――中央の、あの光の竜。あそこからは、マザーの気配を感じる……』
  ジェイン   マザー? あんたの言うマザーってのは、なんなんだ? 俺たちは、よく知らないんでな。
  GM  『マザーとは……ルア・アハトのことだ』
  ジェイン   被験体の1人か……。
  GM  『そうだ。その身に子を宿しながら、同時に、ネガ・ギィ・ラムトスをインストールされていた。
 彼女は、ネガ・ギィ・ラムトスを受け容れた結果、穏やかな笑顔以外の表情を浮かべることはなくなっていた――そうすることでしか、精神を保てなかった』
  ジェイン   あんたらの計画には、ギィ・ラムトスが使われるんだったよな?
  GM  『ああ……。ALT-ARMを作り出すためには、<死>の反転――<生>のディザスターである、ネガ・ギィ・ラムトスの力が必要だった。それには手を貸してもらっていたが、それ以外のことは……』
  ジェイン   あんたは、マザーにいいように操られていたんじゃないか?
  GM  『馬鹿な――彼女はそんな人間ではない』
  ジェイン   アハトではなく、ネガ・ギィ・ラムトスの意志だとしたらどうするんだ?
  GM  『それこそありえない――ディザスターは、自我を破壊されているのだ。
 自らが護るべきファルガイアに属する存在によって殺されたがゆえに、ガーディアンはディザスターに反転する。
 そして、その予期せぬ裏切りは、彼らの精神を――存在意義をずたずたにし、およそ自我というものを留めなくさせる……。
 結果として、ディザスターは、意志も知性もなく暴れ回る存在にしかならない』
  ブリゲッラ   あの、ネガ・ゼファーについては?
  GM  『まったくわからん――そもそも、ガーディアン・ロードがいたことすらも』
 確かに、とレモンがうなずく。
『人の心から、愛と勇気と希望が失われて久しい今、ガーディアン・ロードは力を失い、顕現することができなくなりました。ディザスターにするにも、殺しようがないはず……』
  フィル   まあ、行けばわかるでしょう。
  GM  『なら、近づいてみるぜッ!』
 ロンバルディア、ドラゴンキャリバーモードで加速ッ!
 全長200mを誇る光の竜の寸前まで迫ったところで、戦闘形態に移行ッ!
『……と言っても、こいつはドラゴンじゃねえから、俺の攻撃は通用しないがな!』
 中枢電脳《シェリフスター》を駆使して、即座に解析結果を弾き出す。
『こいつは――ぐちゃぐちゃにされたレイラインの集合体だ。あの巨人どもが、送り込んできたレイラインを、こいつが制御してるんだ!』
  ブリゲッラ   巨人が、世界のレールを敷き変えてるんですね。
  フィル   ならば、巨人を根こそぎ――
  ライム   《トリガーロンド》で。
  ジェイン   世界中に《トリガーロンド》ッ!?(一同爆笑)
  GM  『この光の竜と巨人は、HPを共有している――そして、この竜は集まるレイラインによって、強力なバリアを計算している』
  フィル   やはり、巨人から倒すしかないですか。
  GM  『試算だが――こいつらのHPは、総計1万ッ!
  一同   いちまんっ!?
  GM  『ちょっとこいつを見てくれ』
  一同   どれどれ?
  GM   この「攻撃力」と「耐久力」は、「1」につき、50点を表す。
  フィル   なるほど、それで巨人の「耐久力」が合計すると1万になるわけですね。
  ライム   およそ、バスカーコロニーの巨人が、いちばんどうしようもない……。
  GM   ★がついてる奴は、軍隊つきの連中です。  ハートがついてる奴は、《ヒール》が使える、いわゆるプリースト。
  ライム   レナード、個人にしては強いな(笑)。
  ブリゲッラ   ギースはやっぱこんなもんだな。(一同笑)
  ジェイン   フォトスフィアは強いなー。
  GM   というわけで、各地でNPCたちが、巨人と交戦を繰り広げています。
 ★がついている連中は、軍隊つきなので、その場から動くことはできない。
 それで、今回のルールですが、1ラウンドごとに、互いにダメージを与え合います。
 なお、巨人の「攻撃力:4」は、1点ごとに、その場にいるユニットに好きに割り振っていい。
 ハートがついている奴は、攻撃しない代わりに《ヒール》をかけて、味方の「耐久力」を1点、回復してもいい。
  ライム   エミリーが1ラウンドで死ぬんだけど。
  ブリゲッラ   わざわざエミリーに振り分けた奴、誰だ。(一同笑)
  GM   で、君たちは今、ロンバルディアとともに、大陸中央にいる。
 ここから、小型艇《ドラグネイル》4艇を飛ばして、セットアップ・プロセスで、好きな場所に移動できます。
 なお、シーン全体効果を発揮したい場合は、レイラインの集まる中央にいなければならない。
  ライム   《トリガーロンド》で全員殴ることもできるんですね。
  GM   で、PCは、ちょっとざっくりと数値化します。
 ジェインは、「攻撃力:1」。ただし、《ダブルショット》を使ったら「2」。
  フィル   倍だ(笑)。
  GM   フィルも「攻撃力:1」。ただし、《チャージ》をすると、「2」として扱う。
 ブリゲッラは「攻撃力:1」。ライムは0。
  ライム   ですよねー(笑)。
  GM   ただし、ライムは《ヒール》が使えるほか、《プロテクション》を使って、相手の「攻撃力」を1点、無効化できる。
  ブリゲッラ   やったー。相手の「攻撃力」が「4」と「3」とで、相当違うぞー。
  GM   なお、PCは、巨人の「攻撃力」を1点振り分けられるにつき、「50点」の魔法ダメージを受けます。
  ジェイン   俺、2回で死ぬ(笑)。
  GM   ジェインは、1ラウンドに1点まで、自分に振り分けられた「攻撃力」を無効化していい。
  ブリゲッラ   かわせるんだ。すごい。
  GM   なお、2点以上の「攻撃力」を振り分けられた場合、「振り分けた点数×50」から魔法防御力を引いてダメージを受けることになる。
  フィル   最悪、全部自分に振り分けても、1ラウンドだったら耐えられる。(一同爆笑!)
  ジェイン   さすがだな(笑)。
  GM   しかし、こうしてみると、いかにフォトスフィアの武力が充実してるかがわかるなー。
  フィル   逆に、スレイハイムが結構危ないですね。誰か死ぬかも。
  GM   ああ、いちおう「耐久力」が0になっても、そのキャラは死亡するわけではない。戦闘不能になるだけだ。《レイズ》は使えないけど。
  ジェイン   まず集中して1体倒すのがよさそうだな……。
  ブリゲッラ   フォトスフィアは、誰も行かなくても巨人を倒せますね(笑)。
  GM   では、みんなの配置を決めてもらおうか。



 いろいろ考える一行。


  ジェイン   いちばんヤバそうなスレイハイムは、ライムにがんばって耐えてもらうとして……。
  ライム   (計算して)スレイハイム、6ラウンドは耐えられる。ただ、その前に助けに来て(笑)。
  ジェイン   あとは、攻撃力の足りないコロニーにフィル……かな。
 ポート・アイリントンは、俺が行けば5ラウンドで落とせる。
  ブリゲッラ   ノーブル・アイランド、弱くね? 3ラウンドで死んでんじゃん(笑)。
  フィル   そこはほら、ブリゲッラの謎パワーで(笑)。あとはギースが《ヒール》できるし。
  ジェイン   ちょっとムズいぞー、これ。



 で。


  ジェイン   この布陣で行くぜ!
 結局、みんなバラバラになる感じだな。
  フィル   フォトスフィアは放置で(笑)。
  GM  『よし、じゃあ、《ドラグネイル》発進するぞッ!』
 4艇の小型艇が、君たちを乗せて各地に『バシュバシュバシュッ!』と射出されていくッ!
  ブリゲッラ   ぎぃ〜〜〜やぁあ〜〜〜〜!
  GM  『おや、ブリゲッラの生命反応が……』
  ジェイン   死んでんじゃんッ!(一同笑)



Middle.01 『ワールド・ワイド・デストラクション』


  GM   ポート・アイリントン付近に着地したジェインッ!
 街からやや離れた、だだっ広い砂漠のなかで、ディーン・カスケード率いる砂上戦艦隊と、イレーネ・ヴァスケスが駆る空中空母エウレリアが、光の巨人に次々と攻撃を叩き込んでいる。
  ジェイン   ここの武力は、さすがだな。
  GM   だが、巨人によって、砂上戦艦はいともたやすく蹴散らされてしまう。
『やりやがったなッ!』
 ディーンは、《バラル・クォ・ナーガ》で吶喊。
  ジェイン   ディーンにイレーネさん、俺が攻撃を引きつけてる間に頼むぜッ!
  GM  『何ッ!?』『えッ!?』
 突然の声に驚くふたり――砂漠を駆け抜けるジェインめがけて、巨人が目からビームを放つッ!
  ジェイン   俺の回避にはかなわねえぜッ、と言って、軽やかにかわすッ!
  GM  『ようし、小僧、前は任せたぜッ!』
 一方、ノーブル・アイランド。
 海上に現れた巨人に対し、アースガルズ隊で防衛網を構築し、バリアを張っている間に、キュベレイ隊が特攻を仕かけている。
 ダナーシャとギースは、島のテレパスタワーのテラスから指揮を執っている。
  ブリゲッラ   では、いつの間にか、テラスで応援に混じっている。がんばれー。
  GM   その頭を背後からダナーシャがどつく。
  ブリゲッラ   はうあっ。
  GM  『がんばれと言えばがんばれるほど、世の中甘いものではないぞ、ブリゲッラ』
  ブリゲッラ   そうですね。ここは『がんばってるね』が正しかったですね。
  GM   ダナーシャはブリゲッラを叩き落とした。
  ブリゲッラ   あーれー。
  GM   続いてスレイハイムに登場したライム。(一同笑)
 レイがレールガン隊を指揮して、巨人に攻撃を仕かけ続けている中、一部のレールガン隊員が、パイルバンカーを手にしたエミリーをはがいじめにしている。
『無理! 無理無理! 無理ですって!』(一同笑)
  ライム   なんという凄惨な状況ッ!(笑)
  GM  『くそッ、効いているんだか効いてないんだか――』
  ジェイン   よし、ここでライムの鉄壁っぷりを見せつけるんだッ!
  ライム   では、飛来したビームを《プロテクション》で弾き返すッ!
 私が加勢しますッ! ここは耐えましょうッ!
  GM  『ありがたいッ! ガーディアンの加護があるかッ!』
 レールガン隊は後ろへ下がっていく。
  ライム   最前線に立たされたッ!?(笑)
  ブリゲッラ   みんな、巫女の後ろにッ!(笑)
  GM   最後にバスカーコロニー。パカラッ、パカラッ、と馬を操る遊牧民たちが、光の矢を弓から放っている。
  ジェイン   弓ィーッ!?
  GM  『ちいっ、この弓型のARMでもダメかッ!』
  ジェイン   結局ARMなんだ!(笑)
  ライム   ARMはARMなんだ(笑)。
  ブリゲッラ   無駄なもん作りやがって(笑)。
  GM   敵が放ってくる攻撃は、バスカーコロニーの連中が、《サモン・アラクネ》で防いでいる。
  フィル   では、そこに、魔族が助けに来ましたよー、とブースターで。
  ライム  『ひぃいいい、魔族だぁー』(笑)
  ブリゲッラ  『ひぃいいい、もうだめだー』(笑)
  GM  『いや、あいつはッ……!』
 バスカーの民を率いるハロルドが顔を上げると、フィルの隣に、ごごごご、ともう1つ、ブースターが並ぶ。
 チェーンソーを携えた、金髪の青年だ。
『しばらくぶりだな』
  フィル   誰でしたっけ。
  ほか一同   おい!(笑)
  ジェイン   2〜3セッション前に会っただろ!(笑)
  GM  『おまえをチェーンソーでぶった斬った男だ』
  フィル   そういえば、《生命の呪符》をボロボロにされた、嫌な思い出が(笑)。
  GM  『それはお互い様だろう。結局、オレはおまえに倒されたのだからな』
  ジェイン   そんなとこで火花を散らしてる場合かッ!?
  フィル   まあ、今は一時共闘ということで。
  GM  『そうだな。オレを倒した女がともに戦うというのは心強い。行くぞッ!』
 では、各自、戦闘処理を行ってくれ。
  一同   はーい。



 各自、担当地域の戦闘処理を行い――


  ライム   自分で1点引き受けたけど、魔法防御力は高いんで、19点被弾で済みます。後、レイに《プロテクション》しておこう。《ヒール》は使える?
  GM   いや、次のラウンドからだ。
  ジェイン   こっちは順調に《ダブルショット》しながら、1点をかわしてるぜ。
  GM   で、こうなったわけか。
 ふむふむ。了解。では、次のラウンドに移ろう。



Middle.02 『Terrible_monster Attacking Crew!』


  GM   第2ラウンドのセットアップで、イベント発生。フォトスフィアに異常が起こるッ!
  一同   何ッ!?
  GM   《ナイトクォーターズ》の号令一下、光の巨人に、次々と攻撃を仕掛ける魔族たち。
『被害は大きいが――、これなら行けるッ!』
 現《ジークフリード》たるアレン・ブラディミールがつぶやいた、そのときだ。
 光の巨人が、カッと、顔と思しき部分にふたつの黒い眼を開くッ!
 かと思うと、次々に眼が開いていき、都合七つの眼がフォトスフィアを見下ろしたッ!
 そして、そこから黒いビームが飛び出して、フォトスフィアを薙ぎ払っていくッ!
  ライム   ぶっ。
  フィル   これは――《ダークネスティア》ッ!?
  GM  『違う……これはッ』
 苦しげに、直撃を受けたアレンが膝を折る。
『これは……《ネガティブレインボウ》ッ……!
  一同   《ネガティブレインボウ》ッ!?
  ライム   厄介ッ!
  GM   というわけで、フォトスフィアの軍勢はバッドステータスを喰らいまくって行動不能です。(一同爆笑)
  ブリゲッラ   それヒドくね?(笑)
  フィル   《キュアオール》が必要ですね。
  GM   誰かプリーストがそこに行って、メジャーアクションで《キュアオール》と言えば、回復していいですよ。
  ブリゲッラ   ギースでもいいのか。
  ライム   私がそこ行くと、スレイハイムが陥ちるよ。
  ブリゲッラ   じゃ、おばちゃん、ギース連れて行くよー。
  GM   ダナーシャ、ちょっと考えてから。
『いいだろう。せいぜい恩を売ってこい』
 というわけで、ロンバルディアの遠隔操作により、ギースは《ドラグネイル》でフォトスフィアに移動。
『ええい、なんだというのだッ』
 荒々しく外に出てみると、みんな倒れている。
『うっわやべー』(一同笑)
  フィル   みんな[麻痺]したり、[重圧]を受けたり……(笑)。
  ブリゲッラ   で、巨人が、『次は貴様だ』という視線を、ギースに向けている(笑)。
  GM   ギースは巨人を見上げると、ちょっと思案するようにしてから、
『なかなか大変なようだな、魔族よ。いい恰好ではないか』
 と、倒れ伏した《ナイトクォーターズ》に語りかける。
  ブリゲッラ   早く! 早く治してあげて!(笑)
  ライム   なんで、こういうときだけエラそうなんだ!(笑)
  ジェイン  『だが、今はそんなことを言っている場合ではないか!』
  GM   ギースはそう言って、両手を大きく広げる。
『懐広き月の力を、貴様らにも分けてやろうッ!』
 月光の輝きが敷衍すると、《キュアオール》が発動し、魔族たちが本来の力を取り戻していくッ!
  ジェイン   すごく優秀だぜギース!(笑)
  GM  『ありがたいッ!』アレンとマリアは、素直に礼を述べる。
 ジェフリーは、『ノーブルレッドに助けられるなんて……ぶつぶつ』
  フィル   ダメっ子だ(笑)。
  GM   アンドレアは、『これでまた暴れられるんだね!』と、目を輝かせている。(一同笑)
  フィル   では、このラウンドの戦闘を開始ですね。
  ジェイン   ポート・アイリントンは順調だぜ。
  フィル   ハロルドには今回、《ヒール》でも撃ってもらいましょうか。
  GM   結果はこれでオーケーだね?
  ブリゲッラ   あれ、ダナーシャの耐久力が3まで下がるなぁ。ギースに帰ってきてもらわないと。
 フォトスフィアはまだまだ全然大丈夫ですね。
  GM   フォトスフィア、本気出したら世界を陥とせるんじゃね?(笑)
  フィル   うおー、バスカーコロニー終了のお知らせまで、あと4ラウンド(笑)。
  ブリゲッラ   ノーブル・アイランドなんて、あと2ラウンドですよ。(一同笑)
  GM   では、第3ラウンドに移行しようか。
 いいニュースと悪いニュース、どっちから聞きたい?(笑)



 裏話Part1へ

 ――次回へ続くッ!